贅沢な一日


午後、一週間最後の授業が終わり急ぎ足で吉祥寺へ。予約していた整体でじっくりと躰をほぐしてもらう。
二時間にわたってアドバイスをもらいつつ施術を受けるのは、自分の身体と向き合うよい時間になっていると思います。ただ、無理を慎み、躰に気を遣って生活していても、疲れやコリが溜らないわけではない。それが、なんだか理不尽だなぁと、もうちょっとランニングコストの掛からない身体であってくれよ、というのが正直なところ。手間の掛かる子ほどカワイイといいますが、手間の掛かる己(こ)というのは厄介者以外の何者でもないですね(笑)
軟弱の「軟(やわらかさ)」から柔道の「柔(やわらかさ)」へ。先生との話の中で今後の施術の目標が見えてきました。


日が長くなってきたため施術後も外は明るく、前回は雨で断念した井の頭公園へ。
身体もほぐれ、黄昏の水辺と緑の間を逍遥、気分もリラックスできた贅沢な一日でした。




蛇足ですが、吉祥寺の書店で『諸君!』最終号の再刷りが平積みされていました。都内各所の書店で一斉に売り切れていましたが、聞いていた通り12日ぐらいから再刷り・配本されたそうです。これまで一度も買ったことがなく、さらに言えば、まともに目を通したこともなかったけれど、記念ということでゲット。こういう厄介な読者が雑誌不況の原因なんでしょうなー(他人事)。


(20090516追記)
雑誌不況そのものは他人事ですが、いわゆる「論壇」というものも含めた社会の言論空間の変化は、いずれ自分にも火の粉が降りかかる虞があるので等閑視ばかりはしてられません。大局が読めない身としては人様の書いたものに拠るしかない部分があるので。その点、本誌が休刊となり、一方でより硬派な雑誌が部数を伸ばしている状況はなんなんでしょうか。ふと以前書いたエントリを思い出しました。