政策空間vol.44発行
ショコラフロートでも食べずにはやってられない今日この頃。
政策空間の6月号が出ました。
今回は編集作業が遅れ、執筆いただいた皆様、そして読者の皆さんにご迷惑をおかけしました。
本ジャーナルは、いわゆる公共政策に関連する視点論点を集めた「同人誌」であり、執筆者の方には一円も報酬は支払われておりません。また編集方も同様です。
そのようなシステムを取りながら、そのクオリティを保ち発行を継続してゆくのはやっぱり簡単じゃないなぁと実感しています。ボランタリーな協同作業をどこまで維持・発展させてゆけるか、今後とも検討の余地はまだまだありそうです。
トップページからはPDF版も公開されています。
(以下、メルマガより転載)
<第44号index>
- -
【行政改革】マニフェスト時代のパブリックマネジメント
□福田隆之(特定非営利活動法人政策過程研究機構 理事・事務局長)
【政策形成過程】民主主義を学ぶための住民参加制度―地方自治で求められるもの―
□鈴木紘平(DC@ヤングライオンズ 共同幹事)
【発展途上国】グローバルニュースメディアとしてのインターネット
□石原直幸(長岡技術科学大学大学院 院生)
【Web2.0】日本発の“地域SNS”―位置づけと類型化―
□庄司昌彦(国際大学GLOCOM 助教/研究員)
【書評】「ミスター・シンクタンク」が紡ぐ愛の詩―書評『日本に「民主主義」を起業する』(鈴木崇弘著・第一書林)―
□丸楠恭一(政策空間編集部 編集主幹)
【活動紹介】政策ニーズ・シーズ・人材発掘の“場”としてのBBL
□坂田顕一(公共政策プラットフォーム 政策マーケティング室)
【米国経済】政策空間のブログ・ウォッチング(1)―「不動産バブルの嘘」堀田佳男「ジャーナリストのエンジンより」―
□政策空間編集部
今号より丸楠先生の発案で「ブログ・ウォッチング」というコーナーを設けました。あまたの政治経済系ブログの中で、政策空間の掲載方針に合致する優れたエントリを著者の了解をえて転載させていただくものです。
第一弾は、ワシントンを足場にジャーナリストとして活躍してこられた堀田佳男さんのブログより玉稿を賜りました。FORSHIGTなど一般紙への寄稿のほか、ご自身のウェブサイトでも大量の自著記事を公開しておられます。特に「急がばワシントン」の怜悧なアメリカ政治分析は、2004年のアメリカ大統領選挙の際にはたいへん参考になりました。日本のマスメディアを通さない鮮度の高い分析に更新が待ち遠しかったほどです。
歴代の政策空間の執筆者をみても、ほんとうに原稿料を出さなくていいんだろうか、という方が少なくありません。原稿料を出せなくとも、何らかの貨幣以外の報酬を受け取っていただけるよう、いろいろと考えてみようと思います。