蔵書整理あれこれ。

nekomakura2006-05-29

相変わらず「まあ、死ぬまでには読むだろう」という発想のもとに、ブクオフで\100本を買い込んでしまう日々。けれど積読しておくにせよ、さらに進んで書棚の肥やしになっていようと、とにかく本は場所を取るものです。


Koukyo政策大学院生の蹇蹇録さんが日経の記事をまとめておられますが、やっぱり⑤の「本を捨てる」というのはチョット・・・。なんだか罰が当たりそうでできない。
かといって、あのトラウマになりそうなブクオフの買取価格には我慢できないので④の選択肢も否。結果、狭い本棚は貴重書と駄本のチャンプルと化しております。


じゃあ③番目の「贈る」はどうだろうと考えて、はっと思い出しました。実はすでに③型の蔵書削減の試みはいくつか存在しています。
BookCrossing」がその代表でしょうか。極東ブログさんが取りあげたりして一時話題になったけれど、要は読まなくなった本を公共の場に放置してほしい人に持ってってもらう、という気の利いた試みです。日本でも広めていこうというサイトがありますね。
また、先日も千駄木で「一箱古本市」という古本専門のフリマが開かれてたらしい。らしい、というのは行こう行こうと思いつつ度忘れしてたため・・・。次回は必ず。(こちらの主催者の一人である内沼氏は本を巡ってさまざまな楽しい試みをされている方のようです。「本のメルマガ」で連載を持って折られますが、詳しくはこちら、やこちら等)。これはわずかながら実益を兼ねてる点で④と③の融合型かも、と思う。


個人的には「BookCrossing」は手間が少々負担。また「一箱古本市」も場所と時間の制約がある。
でも、それなら両者を融合して
山手線に本を詰めたダンボールをわざと置き忘れるプロジェクト
なんてのはどうでしょう。山手線は無理でも、休日の半蔵門線とかけっこう空いているわけで。そういった路線ならできるんじゃないかな。
もちろん古本と認識されずに、爆発物処理班なんかがでてくるとやっかいです。鉄道会社の許可はやっぱり必要かも。
いや、でも古本がただで手に入る路線というのは乗客にもけっこうアピールできるポイントなんじゃないだろうか。だとしたら本を処分したい人と鉄道会社の双方にメリットのある話ですわよ、奥さん (・∀・)


世界に一本くらい、一生ものの書物に出会える地下鉄があってもいいんじゃないかな。
そういうわけで、もしこれを読んでる東京メトロの社員さんがいたら、nekomakuraの部屋が埋まらないうちによろしくお願いします☆